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「迷い」を「決断」に変える方法[経営エクスプレスNEWS vol.19]
本日のテーマ
大胆な意思決定ができていますか?
「迷い」を「決断」に変える方法
1》経営環境と「勇気」
昨今の経営環境には、かつてないほど多くの情報があふれています。しかし、情報が増えるほど選択肢は複雑になり、経営判断の重圧も大きくなっています。
新規事業への挑戦や採用など、重要な判断ほど「本当にこの選択で良いのか」と立ち止まってしまう場面も多いのではないでしょうか。
こうした時代に求められているのは、知識や戦略以上に、不安を抱えながらも前へ進む「勇気」です。
2》大胆な意思決定、できていますか?
スイスやイタリアを拠点に活躍するビジネスコーチ、Pinar Akbas giuggiolaさんの記事「勇気の代償:大胆な決断が実際に伴うコスト」によれば、「自社は大胆な意思決定に優れている」と答えた経営幹部は、わずか13%とのことです。
つまり、多くの経営者が「思い切った決断ができていない」と感じているのです。決断に恐れが伴うと、どうしてもブレーキがかかります。
だからこそ、その恐れの正体を見つめ直し、乗り越える力、すなわち「勇気」を育てることが重要です。

3》勇気を育てるアプローチ
勇気は才能ではなく、後から育てられるスキルだと考えられています。
そのアプローチとしては、例えば「何を恐れているのか」を書き出し、「なぜ挑戦するのか」を明確にすることが挙げられます。
また、決断を分解して小さな一歩から始めることや、構想を信頼できる相手と共有することも有効です。
恐れを曖昧なままにせず、言葉や行動に置き換えていくことが、前へ進むための力につながります。
4》「勇気」は筋肉のように鍛えられる
紹介した方法に共通しているのは、「書く」「動く」「話す」「整える」「捉え直す」といった小さな行動です。
勇気とは、特別な才能ではなく、日々の積み重ねによって育つスキルです。筋肉と同じように、使わなければ衰えますが、使い続ければ確実に強くなっていきます。
もちろん、恐れそのものが消えるわけではありません。しかし、恐れを抱えたまま前へ進む力が育つのです。
いきなり大きな決断を下す必要はありません。もし今、踏み出せずにいることがあるなら、まずはノートを開き、心にある不安を書き出すことから始めてみてください。
最初の一行が未来を変える一歩となり、将来、新しい景色を見せてくれるはずです。その積み重ねこそが、組織全体を動かす力につながっていきます。