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認知症と物忘れの違いとは?[Bespa Report vol.16]
本日のテーマ
認知症と物忘れの違いとは?
日常生活を見直すことで、予防に繋げる。
≪ご質問≫
60代女性です。最近、物忘れがひどくなったと感じます。人の名前が出てこなかったり、物をどこに置いたか忘れたりしてしまうのです。子供からは「認知症では?」と心配されているのですが、物忘れと認知症には違いがあるのでしょうか?
◆物忘れ」は加齢によるもの
人間の記憶力は、加齢に伴い少しずつ低下します。若い頃に比べて物覚えが悪くなったり忘れやすくなったりするのは、自然なことです。また、加齢による物忘れの場合、日常生活に大きな支障が出ることは少ないものです。
◆「物忘れ」と「認知症」の違い
一方「認知症」は、脳の神経細胞の働きが徐々に変化し、記憶や判断力などが低下して日常生活に支障をきたす状態を指します。物忘れとの主な違いは、「忘れているのが体験の一部か、体験そのものか」という点です。
例えば物忘れの場合、「何を食べたか」は忘れても、食事をしたことは覚えています。しかし、認知症では「食事したこと自体」を忘れてしまうのが特徴です。
また、認知症の場合は、忘れていることを自覚していないケースも多く見られます。もし「認知症かな?」と思ったら、一人で悩まず専門医に相談することが大切です。
◆認知症のリスクを下げるために
認知症の多くは、生活習慣病(高血圧、糖尿病など)との関連があるとされています。そのため、日頃から定期的な運動習慣を身につけ、バランスのよい食事を心がけることが大切です。こうした取り組みは、認知症の発症を遅らせたり、症状の進行を緩やかにしたりすることにつながります。

上図によると、3人に1人(27.8%)の高齢者が認知機のに関わる症状を抱えています。毎日の軽い運動やバランスのよい食事を意識することが、認知症リスクを下げる第一歩になります。