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真のリーダーになるために [経営エクスプレスNEWS vol.3]

    保険代理店が地域経営者の方々へ「経営のヒントになれば!」という思いから、“経営エクスプレスNEWS”という形で定期的に投稿してまいります。

    情報提供を通じて、企業成長のご支援ができれば幸いです。

     

     

    本日のテーマ

    真のリーダーになるために何が求められているのかを改めて考えてみる

     

    真のリーダーとは?

    リーダーシップは、簡単に獲得できるものではないということは皆さんご存知のとおりです。「経営者」という肩書や立場を得たからといって、急にその職責を果たすことは難しく、周囲からすぐに経営者と認められるわけでもありません

    それまでに数々の難しい仕事をこなしてきたとしても、経営者となれば仕事量は桁違いに増えますし、難易度も増します。これは、リーダーたる者の宿命といえるでしょう。

     

    理想のリーダー像を調査

    図は(株)アイソルートが行なった「理想のリーダー像に関するアンケート調査」からの抜粋です。20~50代の社会人に「あなたが考えるリーダーに必要な要素」を聞いています。

    調査では、どれも納得の回答が挙げられています。しかし、気になるのは「リーダーとして必要な資質はどうしたら身に付くのか、リーダーには何が求められるのか」です。

     

     

     

    意思決定力の向上のために

    例えば、ある企業の経営者は真のリーダーとして会社を成長へと導くため、「自身の意思決定の質を上げること」に注力しました。その策の一つとして取り組んだのは、「情報収集と集めたデータの分析」です。

    彼は、スピーディーかつ質の高い意思決定を行なうには、数々のデータと知見に基づく盤石な土台が必要であると考えました。そこで、まずは社員の声を聞くことから始めたのです。

     

    組織を良い方向へ導くために

    当初は自らの意思決定の質を上げるために始めた取り組みでしたが、その行動は社員との信頼関係を構築し、社員の成長にも貢献しました。もちろん当初の狙い通り、社員からの多様な視点や意見は自身の意思決定にも活かされています。個々の知識は組織の資産となり、会社の発展につながりました。

    指示や管理もリーダーとして求められる部分ですが、誰もが意見を発しやすい環境を整え、メンバーとの信頼関係を築くことも重要です。真のリーダーに求められるのは組織を良い方向へ導く力であり、その本質は人を動かす力といえます。

    人を動かすには、信頼関係の構築が必須です。リーダーとして組織はもちろん人の成長にも注力し、強固な信頼関係を築いてください。