食事で体調管理を
初夏は気温が徐々に上昇していきます。この時期は、寒暖差による体調の乱れや暑さによる疲れが出やすく、食欲の低下を感じる人も少なくありません。
また、梅雨が近づくにつれて湿気が増し、体内に余分な水分がたまりやすくなることでむくみやだるさにつながることもあります。
初夏の旬野菜で元気をチャージ
初夏に旬を迎える野菜は、水分が多く、ビタミンやミネラルが豊富です。
「きゅうり」は、体を冷やしつつ水分補給ができるため、暑さ対策の食材として人気があります。「トマト」は、抗酸化作用のあるリコピンが豊富で、美肌や紫外線対策にも効果的。「ズッキーニ」もこの時期が旬で、カリウムが多く含まれているため、むくみ解消や血圧の調整に役立ちます。
初夏に食べたい魚介類は?
初夏が旬の魚介類には、疲労回復や栄養補給に適したものが多くあります。例えば「アジ」は疲労回復を助けるビタミンB群のほか、DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が比較的豊富で、動脈硬化や脳卒中の予防効果が期待されています。
さらに他の魚より低カロリーなのもポイントです。このほか「イワシ」や「ハモ」も初夏が旬です。どちらもビタミンB群やミネラルが豊富で、暑さに負けない体づくりに役立ちます。